2015/7/17
雨の中、京都・磔磔での寺尾紗穂、ふちがみとふなとライブへ。ステージは3部構成。まずは寺尾さんの弾き語り、続いてふちふな。そして路上生活者の舞踏集団サケリッサによるパフォーマンス+寺尾さん。気付いたら涙が出ているような深い深い感動があった。本当に素晴らしかった!ピアノと歌だけの寺尾紗穂さん、そしてベースと歌、時々ピアニカのふちがみとふなと。どちらも極限にまでシンプルでありながら、この上なく豊かな音楽。空白だらけゆえに、その空白に聴く者それぞれが、いかようにも世界を描ける。その豊かな広がりたるや!寺尾紗穂さんライブ。無言のまま始められたサケリッサのパフォーマンス。最初は戸惑ったが、寺尾さんのピアノと声がすっと合流した瞬間に見え方が変わった。手を広げ、足をばたつかせ、歪み悶えながらも力強く形を変えていく肉体。これは心の形そのものなのではないか。寺尾紗穂さんライブ。サケリッサのパフォーマンスとの共演。深く感じ、想像を広げ、肉体が動く。最近「知性」について考える。知性は感受性と想像力からしか生まれない。ここにあるのはまさに「知性の原石」であり、それは心の形とも言えるのではないだろうか。本編ラストは「楕円の夢」。震えるような感動があった。その力強い美しさが、もしかしたら世界を変える。厚く暗い雲に覆われた世界に光がさすように。
2015/7/18
昨晩はライブ後、緊急対応で深夜の出勤。ヘトヘトながらも今日は今日で映画を一本。ピート・ドクター監督「インサイドヘッド」観てきた。実に、実に、素晴らしい!なんでこんな映画を作ってしまえるの。極上のエンタテイメント。ワクワクしながら深く感動。本当に素晴らしかった。11歳の少女ライリーの頭の中の感情たち。ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。感情の動きが形成していくココロの物語。涙腺のパッキンが壊れているおじさんは、もう最初の10分で娘が子供のころを思い出したりしつつウルウル。たまらん。人はカナシミを知り、やがて大人になる。人は悲しみの感情と向き合った時に、本当の喜びを知る。分母がブルーで分子がハッピーな世界を理解するのだ。感受性と想像力からしか知性は生まれないと前に呟いたが、その感受性と想像力は悲しみによって育まれる。自分の中の悲しみと向き合えば、この世界が悲しみに満ちていることがわかるだろう。そしてその悲しみは自分だけが抱えているものじゃない。自分以外の人の心にも悲しみがある。それを感じ、想像することが出来れば、自ずと行動は決まってくる。
映画を続けて観ていると、不思議と同じテーマに突き当たることがある。もちろん自分で解釈を近づけている面はあるのだろうけど。「マッドマックス」「きみはいい子」「バケモノの子」「インサイドヘッド」そして寺尾紗穂さんのライブも含め感じたことが結びつき自分を運んでいく。考えが形成されていく。
2015/7/19
韓国の女子2人組Lucite Tokki、久々の新曲。エレクトロ風味で浮遊感がありつつ締りのある音。かっこいい!
Lucite Tokki - Wallflower MV - YouTube
今夏の本命、Apinkの新曲!なんか変な構造の曲だが、とりあえず力技で聴かせてしまう。これぞエースの風格。少女時代に下剋上なるか。しかしハヨン、仕上がってるねぇ
[Comeback Stage] Apink - Remember, 에이핑크 - 리멤버, Show Music core 20150718 - YouTube
と言いつつ、しかしまぁ王者・少女時代はやっぱり強いなぁ。何時間でも観てられるぜ
[HOT] Girls' Generation - PARTY, 소녀시대 - 파티, Show Music core 20150718 - YouTube
男子グループは専門外だがSuper Juniorの新曲。なにこれ、めちゃめちゃかっこいい!
[Comeback Stage] Super Junior - Devil, 슈퍼주니어 - 데빌, Show Music core 20150718 - YouTube
角田龍平ANNポッドキャスト169回目聴く。前回に続いて柳田さんとの胸が熱くなるトーク。なにげに神回。ラジオ好き小学生の頃から30年かかって制作側に回った身としては共感するところしきり。わざわざ滋賀で角田さんゲスト出演時の録音を聴いてくださった柳田さんに感激。ラジオ好きが30年かかってどうにかこうにか作る側に辿りついた。しかしまだまだやりたいことの100分の1もできていない。それこそ角田さんや柳田さんを想定した企画もPOPDIVERの復活も実現には至っていない。自分の力不足を痛感しつつ、まだ始まってもいねぇよと言い聞かせる。
2015/7/20
珍しくレンタルでDVD。見逃したのとか京滋では未公開の韓国映画をちょこちょこ観ていこうと思って。まずは2010年、リュ・スンワン監督作「生き残るための3つの取引」。連続殺人事件を巡って刑事と検事が繰り広げる欲望のチキンレース。後味悪過ぎるが、なんたる面白さ!悪VS悪の構図で両者が最低最悪の選択をし続けズルズルと悪の泥沼にはまっていく。演じるのがファン・ジョンミンとリュ・スンボムなんだから面白くないわけがない。そしてユ・ヘジン、マ・ドンソク、チョン・マンシクなどなど韓国映画お馴染みの脇役陣が総出演。
もう1本は2013年、ソン・ヘソン監督作「ブーメランファミリー」。粗野な前科者の長男、妻を寝とられ興行に失敗した映画監督の次男、バツイチ子持ちの末娘。ワケありの3兄弟が母の元に帰ってきて織りなすファミリードラマ。ダメ家族がぶつかり合いながらダメなりに繋がっていく様が描かれる。コメディ風味な始まりなれど、ダメ一家が「家族」として再生していく姿にグッとくる。家族というどうしようもない繋がりを描く、美女が一人も出てこない韓国負け犬家族版「海街ダイアリー」。
2015/7/21
Negiccoの新曲。実に良いアイドルポップスですね。Negiccoいい曲しか歌ってない!
小西さんプロデュースの星野みちる新曲!これは間違いなく買っちゃうなぁ
星野みちる - 夏なんだし (Official Music Video) - YouTube
2015/7/26
SMTOWN観てきた!初の京セラドーム。約5時間のザッツ・エンタテインメント!とりあえずカンタ先輩の生チョア受けてたなぁ。そして至近距離に現れたクリスタルの神々しさにひれ伏した。