日々の泡。

popholic diary

ダーク・ウォーター

仕事終え会社出る。昼間は暑いが夜はまだ過ごしやすい。中途半端なクールビズ。手に上着持って歩く。オレンジ色の街灯で浮かび上がった俺の影の上を、下品な音をたててバイクが走り去ってく。パチンコ屋の壁にかかったヴィジョンにキン肉マンが映ってる。それにしても何でもパチンコになりやがる。昼間通りがかったパチンコ屋には「CR 森昌子」の幟がたっていた。それにしても昔好きだったアイドルがヌードになるのとパチンコになるの、どっちがイヤだろう。映画やドラマ、アニメにアーティストなんでもかんでもパチンコだ。なんだかポップカルチャーがパチンコに飲み込まれていくような気がする。
とりあえず色んなものに「CR」とつけてみよう。まずは映画。「CR楢山節考」いきなりイヤな気分になるな。「CR地獄の黙示録」これもハードだ。「CR崖の上のポニョ」新作で。「CR 8 1/2」難解そう。テレビじゃどうだ。「CR家政婦は見た」これはありそう。いやもうあるんじゃないか。「CRラストフレンズ」一応若者層を狙ってみる。「CR徹子の部屋」これもいける。「CRカンブリア宮殿」、村上龍。あえて「CR Ryu's Bar」もいいかもしれない。人名でやってみるか。「CR山本○ナ」タイムリーでしょ。どーでもいいけど。「CR渡部篤郎」意外にいい。ミスマッチ感が吉と出た。「CR塩沢とき」あれもう死んでたっけ。「CR瀬戸内寂聴」お約束で。外人でもいいんじゃないか。「CRヘレナ・ボナム・カーター」響きだけ。ティム・バートン監督ごめんなさい。ミュージシャンも最近はあるからな。「CRポール・ウェラー」なんか台無し感があるな。「CRライオネル・リッチー」これは即戦力。画面が目に浮かぶ。
何をやってるんだ…。