日々の泡。

popholic diary

私の人生、人生の夏

小西康陽「僕は散歩と雑学が好きだった。」読了。どこの部分とは言わないが、後半に収められた日記のある箇所を読んで、ちょっと悲しい気分になる。いやちょっと寂しい気分と言ったほうがいいか。グッとくる部分でもあるのだけれど。
それで今日はピチカート・ファイヴを聴く。一番新しいベスト盤「pizzicato five I love you」。後期の地味ながらいい曲が揃ったアルバム。鬱々とした気持ちで会社に向かいながら聴いてたのだが、「連載小説」の素晴らしいアレンジに完全に気持ちを持っていかれる。グイッと音楽の世界に引っ張られる感覚がハッキリわかった。すっきりした気持ちで会社の扉を開けることができた。
で一日が過ぎ会社出る。いつものことだが、何もない金曜の夜。パルコでやってる中古盤市を覗く。シングル盤の段ボールを片っ端からチェックするが、心動かず。
ここんとこ〜新しい夜明けを待つ、野良犬〜のような日々。自分の中から何かが生まれるのを待ってるが、いつも待ってるだけなのだ。