日々の泡。

popholic diary

第七官界彷徨

「めぐる」が終わって金曜の夜が寂しいな〜。代わりにと言ってはなんだが、WOWOWドラマ吉高由里子ちゃんの「紺野さんと遊ぼう」をチェック。内容は…まぁね。相変わらず夜更かし。小西康陽「ぼくは散歩と雑学が好きだった。」をちらちら読んだり、UNICLOCKで石津悠ちゃんをぼんやり眺めたり、カネ会報の特典CD(「夏の夜の夢」デモ、矢部さんのメロディメーカーぶりに感激。そして「未来の恋人たち」に涙)を繰り返し聴いたりしながら。
でやっぱり寝坊。娘起こして朝飯食ってダラダラ。あだち充「タッチ」を二人して熟読。しかし巧いなぁ、あだち充。まさに中学時代リアルタイムで読んでたクチ。当時は和也が死ぬとことか「えーっ!なんちゅー展開や!」と衝撃受けたもんだが、考えたら最初から「タッチ」っていうタイトルでネタばらししてたんだなぁ。にしてもこの省略の美学はどうよ。巧すぎる。野球シーンでも水島新司先生なら軽く6巻分ぐらいいっちゃうとこを2コマで成立させちゃってるし。しかし言っておきたいのは、あだち充が中学男子(童貞)に与えた悪い影響の罪深さ。女性への過度な希望と期待が、後々どれだけ大変なことになるか。俺の「南ちゃん」を探す旅は数年で迷宮入りし、厳しい現実を思い知ることとなる。「あだち充」的な世界は夢のまた夢、現実はあくまで「杉作J太郎」的世界なのだと。それでも男はバカだから、幻の南ちゃんを求めネオン街を彷徨ったりしちゃうってもんだ。あーすっかり汚れちゃってるな、俺。
でバイト終りの妻を迎えに行ってそのまま京都の実家へ。車中で聴いてたのはThousands Birdies' Legs「Thousands Birdies' Legs2」。寺尾紗穂さんがヴォーカルを務めるバンド。これねぇ、めちゃめちゃいい!素晴らしいアルバム。大絶賛!詳しくは後日改めて。
皆で墓参りして、夕食をごちそうになる。実家に行くと食べすぎちゃう。そこらじゅうに甘いもの置いてあるもんなぁ。そら兄貴も太るわけだ。実家で食ったもの-おはぎ、バームクーヘン、焼き肉、刺身、鯛のアラ煮、レンコンのきんぴら、オレンジ。