日々の泡。

popholic diary

Taps

そこび(もういいか)。
で今日聴いてたのはヴァン・ダイク・パークス「ジャンプ!」。ついこの前買った紙ジャケ盤。オリジナルが発表されたのは84年。実に14年たって初めて聴いた。けどこのアルバムを知ったのは随分前、高校生の頃。愛読してた「テッチー」で鈴木惣一郎さんが「春を演出するレコード」として紹介してたから。でここにきてやっと辿り着いた。愛らしくて、どこか笑える。そしてちょっと狂ってる。壮大なオーケストレーション、古き良きミュージカル映画を観てるよう。一音聴いただけで、ここではないどこかに連れてってくれる。単純に楽しく聴けるんだけど、闇を見てきた人が持つ凄みが覗く瞬間があってそこにまた惹かれる。