日々の泡。

popholic diary

埴生の宿

今日はなんだか振り回されてばかりの一日。尻拭いの専門家か。もうヤプーとでも呼んでくれ。
にほんのうた 第一集で今日聴いてたのは坂本龍一のコモンズから出た「にほんのうた第一集」。コーネリアス三波春夫のヴォーカルを最高に美しく引き立てる「赤とんぼ」、あがた森魚久保田麻琴が音楽のカオスの中で妖しく踊る「森の小人」、大貫妙子があの声でまっすぐに歌う「この道」などなど誰もが知ってる唱歌のカヴァー集。ほかにもキリンジキセル、高田蓮などが参加。僕ぐらいの世代だと、まぁもちろん知ってはいるんだけど郷愁を感じるなんて大袈裟なこともない。それでもこれらのメロディを聴くと、不思議と素直に受け入れられる。それは多分カヴァーしているミュージシャン達も同じなのかもしれない。全ての曲、小手先でやっつけてる感じはなくて、凄く素直に曲を受け入れ、自分たちの音楽と融合させている。そこには無理が無いし、聴いていてとても心地よい。音楽が届けてくれる小さな幸せ。たまにはこういうのもいいな。チャーミングなヤン富田(ドゥーピーズ)の「やぎさんゆうびん」が大好き。
で、会社帰り閉店間際のタワーに滑り込んで購入するは、鈴木博文直枝政広のユニット・政風会、結成22年目にして発表されたファーストフルアルバム「政風会」。発売日一日前に買っちゃうんだ。あー聴くのが楽しみ!!