日々の泡。

popholic diary

以心電信

肩凝りが酷い。もうずっと痛いまま。ガチガチに固まってる状態。なんとかならんかね。
でまぁ今日も仕事ちゃちゃっと片付けて、帰りにフラっと百貨店でやってる北海道物産展覗く。閉店前だったので豚の角煮買ったら半額にしてくれた上に芋煮一パックおまけしてくれた。嬉しいなぁ。それから娘にチーズケーキ買って帰る。
家帰ると、娘が「めちゃイケ」見返しながら岡村と一緒になって踊っていた。偉い。僕も小四の頃には、THE MANZAIなんかをカセットに録音して、何回も聴き返してはネタの分析をしていたもんだ…。
でその後、娘、妻に教えてもらいながらソロバンの宿題をやってる。そのうち「なんでわからへんの!」という妻の怒鳴り声。横で聞いてたのだが、思わず「その説明でわかるわけないやろ!」と突っ込んじゃう。わかってる人間がわからない人間に教えるってのはかなりのテクニックがいる。本人はわかってるから、わからない人間がどこがわからないかがわからない。わかってるだけでは指導できない。指導する側が、わかりやすく伝えるテクニックを持ってないとダメなんだな。「なんで、わからへんの!」と切れられても、横から冷静に見てみると「いや、誰が聞いてもわからんで、その教え方では…」ってなっちゃう。こういうことって勉強だけじゃなくって、人間関係の中で結構あるなぁとはっとする。僕もやってるしやられちゃってる。例えば何か意見を求める時、自分はもう散々考えて、そうだな「10」考えたとする。そこから「どう思う」なんて聞くとき、結論に近い「1」しか伝えてなかったりする。聞かれたほうは「1」からのスタートで考え始める。はっきり言って「1」から相手の「10」に辿り着くことは不可能だから、結局的外れな「5」を導きだしちゃったりする。と「わかってない」なんて怒られたり。僕もよく「なんで、わからへんねん」なんて怒ったりすることあるんだけど、よく考えたらこっちがちゃんと伝えられてなかっただけだったりする。せめて自分の考えを要約した「5」をちゃんと伝えてからじゃないと、話にならないんだなー。なんて。頭の中でいくら考えたり、胸の奥でいくら想ったりしても、結局それをちゃんと伝える技術がないと先に進まない。気持ちは伝わるなんて言うけど、残念ながらそれは幻想にしかすぎない。この歳になって、コミュニケーションの難しさを痛切する今日この頃。