日々の泡。

popholic diary

悲しきめまい

昨日は夜更かし。HDDチェックは「僕らの音楽佐野元春×爆笑問題を今一度。27年も前の曲「アンジェリーナ」。まったくナツメロになっていない。なんたる鮮度、ロックンロールの衝撃と衝動を感じさせる演奏。藤井一彦の生々しいギターが最高。そして新曲「君が気高い孤独ならば」。ロックンロールの瑞々しい衝動を持ちながら、佐野元春表現者としてのキャリアを感じさせる大傑作。「もしも君が/拙い旅人なら/どこか遠くへ/旅立つ前に/僕の歌を/ちょっと聴いてってくれ/外がどしゃ降りに/なる前に」。このフレーズがたまらなく好きだ。強さと優しさと誠実さ。30年近くロックミュージシャンとしてサバイブしてきた者だからこその言葉。音楽こそが希望なんだと、彼は信じている。くー、泣けてくる。
それからネット配信されてる水道橋博士×宮崎哲弥博士も知らないニッポンのウラ」。ゲストは中森明夫で「サブカルチャーのウラ」。中森明夫と言えば「東京トンガリキッズ」だなぁ。京都の片隅でサブカルに出会ったばかりの頃、「宝島」に連載されてたっけ。正直、すかした感じで好みじゃなかったけど。でもこの3人の鼎談は、言葉をわかりあってる者同志がビュンビュン剛速球を投げあうような感じでやたらおもしろい。
で今朝は8時半起床。外は雨。子供会の用事で学校に行かなくちゃならない娘と、その友達を学校まで送り届けて、そのまま床屋ですっきり髪を切って、それから妻と買い物。帰って昼食に塩焼きそば作る。なかなか美味し。みんなで食べて、後はいつものごとく「横丁〜」「マルコポロリ」「たかじん〜」とテレビ三昧。が途中、娘とチビッコ軍団にリビングを占領され、すごすごと自室へ。DVDで「ザッツ・エンタテイメント」。スマートでクールなアステアのダンス、肉感的なエスター・ウィリアムズの華麗な水中ダンスショーなど見て、気持ちすっきりリフレッシュ。
明日からまた一週間が始まる。もう月末か。時間ばかりが過ぎていくなぁ。