日々の泡。

popholic diary

500マイル

GWも終わり、また月曜がやってきた。そのうち火曜日になって水曜が来て…いずれ日曜も来るだろう。あと何回繰り返すのかな。それにしても今日は暑い。いつにも増して頭ン中がどんよりと曇ってる。
残業もそこそこに会社出る。外はまだ夜の手前。薄い藍色の空に星が一つ。億万光年の彼方、光る星が一つ。横断歩道に転がる孤独な魂を蹴飛ばして家路を急ぐ。
で聴いてたのは細野晴臣トリビュートのDisc2。矢野顕子+レイ・ハラカミヤノカミ「恋は桃色」素晴らしい。心の奥の扉を開くと宇宙に繋がっていた。そんな音。サケロックオールスターズ+寺尾紗穂「日本の人」もいい。この曲のオリジナルを聴いたのは20歳の時だ。5畳の部屋でヘッドフォンして聴いた時のこと、その瞬間がフラッシュバックする。何度も歌詞カードを読み返してたまらない気持ちになっていたっけ。「目を開けてごらん/顔をあげてごらん/春が来ているよ」そんなフレーズにどれだけ救われたか。あれから16年たって、今またこうしてそのフレーズに包まれる。薄い藍色の空に、光る星が一つ。