日々の泡。

popholic diary

大事なこと

ここんとこ、ふいに夜中、目が覚める。うすボンヤリした灯りの下、天井を見つめたまま1時間、2時間…まんじりとして眠れない。そんな時、浮かんでくることはロクなことじゃない。恨み、妬み、嫉みetc。漠然とした不安と不満が胸の奥の球体を歪に押しつぶす。押入れで眠る黒猫が顔をあげて2、3度辺りを見回しふわりと布団の上に降りる。僕の上をそっと通り抜け部屋をぐるりと一回り。お前も眠れないのか。
MEAT THE SALADで今日聴いてたのはサラダ「meat the salad」。97年作品。プロデュースは高浪敬太郎。彼のプロデュース作の中でも1、2を争う傑作だと思う。仲村有紀、笠鳥高生の男女デュオ。二人ともにソングライターでありヴォーカリスト。伸びやかな歌声と心躍るポップス。自然と足取りが軽くなっていく。全曲シングルを切りたいぐらい粒揃いの楽曲。割とこういう音楽って軽く見られがちだけど、胸躍るメロディ、これ以上のメッセージはない。
しかし今日はド残業。家帰ったら日付が替わっている。台所でたまごかけご飯をかっ込む。あっ、久しぶりに食べたけど、美味い。そんな日。