日々の泡。

popholic diary

Back to the street

9時起床。昨晩セッセと作った年賀状のデザインは家族からダメ出し。うー。娘、通ってるそろばん教室のクリスマス会。送っていって、その間買い物。昼はメンドーだからマクドで済ます。ま、たまに食べたくなるんだな。
「TV Bros」誌の爆笑問題×伊集院光対談が面白い。言葉が分かり合ってる者同志の濃密な会話。特に「東京タワー」を巡って交わされる、王道/サブカル論。伊集院光氏に強く共感を憶える。「物事を横あるいはナナメから見る」ことが身に染み付いてる。それはある意味大切にしてきた部分なんだけど、30も半ばになってそのタガを外したいと思い始めたとこがある。10代の頃、ひねくれたものの見方を憶えた。資質としても持ってたのだろう、そのやり方は自分に合ってると思ったし、自分そのもののようにも感じた。好きなものを追いかけていくと、そこに行き着いてたとも言える。20代、そんな自分にどこか優越感を持つ。「流行」や「王道」に対して、常に異を唱えられる準備はあったし、自分の見方に自信も持ってた。眼や耳から入ってきた情報を、頭に中の取り入れて「良い」「悪い」あるいは「好き」「嫌い」と判断する。その回路が完全に構築されより強固なものになっていく。30代半ば、気付けば、もはやそういう見方しかできなくなっている自分がいる。もちろん、好きなのだ。やっぱり自分の見方は正しいとも思ってるし、選択眼に自信もあるよ。でも、もっと自由になってもいいんじゃないか。出来上がった回路をぶち壊したい。もう一度、自分の直感に素直に向き合いたい。たぶんね、40が一つのポイントだな。そこがちょっと見えてきたかな…なんて思う。