日々の泡。

popholic diary

アメリカン・クラッカー

10時起床。しまった、寝すぎた。娘はDSに夢中で「どっか行こー」と誘っても取り合ってくれない。ソファに寝そべって森達也ドキュメンタリーは嘘をつく」読了。あっという間にお昼。おにぎりと昨日の残りの肉じゃが。昼から娘、友達のとこに。最近ギターを引っ張り出してきてちょこちょこ弾いてるのだが、つくづく才能なくってイヤになる。頭に鳴ってるメロディの音がとれない。うー。バイトから帰ってきた妻と買い物。車中で中村獅童はどうなの?って話。はっきり言って羨ましいぜ、獅童。やりたい放題じゃん。誰もが羨む美女に子供生ませて、さらにあっちでウハウハ、こっちでウハウハってんだから三行半上等、家庭なんてどぶに捨てちまえ!…ま、男としては最低だけどね。ちなみに妻曰く「死んだらええのに」(メッセンジャー・黒田のマネで)。
ブックオフで「じゃりン子チエ」(文庫版)44〜46巻購入。ついに後一冊のとこまできたぜ。でも読み終わりたくない!
夜はお好み焼きにビール。
でレイトショーで映画観にいく。ジャレッド・ヘス監督「ナチョ・リブレ」。「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックとマイク・ホワイトが立ち上げた映画制作会社ブラック&ホワイトの第一作。もちろん主演はジャック・ブラック!ということで公開二日目に。ま、観客は5人だったが。ジャレッド・ヘス監督の「ナポレオン・ダイナマイト(邦題は「バス男」…)」は未見だが、川勝正幸氏なんかが絶賛しててずっと気になってたし、なにしろタイツ姿のジャック・ブラックってだけでそそられるもんがある。で映画は、B級ならぬ、C級。下品かつチャイルディッシュな笑いが満載、それも爆笑から半歩ずれた苦笑を誘う間の抜け方。これ全部褒め言葉である。子供達のためにレスラーとして戦う宣教師の物語。映画会社はなんとか笑いあり感動ありの物語としてヒットさせようと宣伝してるようだが、感動なんてこれっぽっちもないですから、ご安心を。ジャック・ブラックのやりすぎな顔芸、腹芸に感動なんて必要なし(キッパリ)。オールメキシコロケ、ジャック・ブラック以外は全員メキシコ人キャストということで、既成のハリウッド映画では到底見れない「いい顔」が大集合!ジャックの相棒役ヘクター・ヒメネス(メキシコではスターだとか)からしてギリギリアウト!な「いい顔」っぷり。この二人が並んでるだけで可笑しい。その中にあってヒロイン役のアナ・デ・ラ・レグエラ嬢はまさに絶世の美女!で驚いた。世界にはこんな美しい人がいるんだな。でまぁ映画はもうね、なんだろうこの何も残らない、得体の知れないパワーは。「20年前の西川のりお」そんな感じ(わかるかなぁ…)。