日々の泡。

popholic diary

こんがらがった夜のムード

とにかく口内炎がイタイ。口内炎も出来る場所によっては被害が少ない場合もあるが、今回は下唇左手前という、最もイタイポイントに2個横並びで出来てる。巨大化した二つの口内炎が今、まさにくっついてさらに巨大な一個になろうとしてる。さしずめ大橋巨泉なら「さらに倍!」と言うところだろう。口内炎の出来た唇をびろっと拡げて、醤油をちょろっと垂らす-そんな拷問があるとしたら、間違いなくどんな秘密も吐いてしまうだろう。で口内炎用の軟膏を塗ってはいるんだが、だいたい口の中に軟膏って無理があるだろ。ホントニ、モー…って口内炎でどこまで引っ張るのか。
午後から仕事で神戸へ。長旅の間は、ひたすら堂島孝平「SMILES」聴く。もうこのタイトルだけでも素晴らしいが、中身は更に素晴らしい!もうアイデアが、メロディーが、才能がほとばしってる。ノリにのっている状態のアーティストの新作を聴くほど楽しいことはない。ビッグバンドジャズ「スマイリンブギ」(名曲!)から始まってやりたい放題のやんちゃぶり。ポップな若大将!それでいてメロメロにメロウなナンバーでは驚異的な美メロを聴かせるんだからたまらない。メロディメーカーとしての才能は、もう天才と呼んじゃって差し支えないと思う。キラキラのポップの核に切なさがある。そこが彼の音楽の肝。「それは一瞬の出来事だった」に胸がキュンとなる。ボンクラな中年親父の中で、忘れさられた少年が胸を締め付けられてる。
しかし、胸もイタイが口内炎もイタイな。