日々の泡。

popholic diary

ベステンダンク

いやはや、何気に書いてる訳ですが、読んでくれている人がいるというのは、やはり嬉しいですね。今のところ、生きてる間は続けるつもりです。ま、相変わらずな感じで。
さて7/23に5年ぶりの新作「ウォーターメロン砦」を発表された西村哲也さん。元グランドファーザーズのとかいう説明は、ここ読んでくれてる人には必要ないでしょうが、とにかく素晴らしいギタリストでありヴォーカリストなのですよ。で今日はその西村さんと色々お話させて頂く。
あまりここでは仕事の話はイロイロまずいかなと思って書かないようにしてるんだけど、今日だけはちょっと書いちゃおう。私、2年ほど前に転職して地元の某FMラジオ局で営業として働いてるんですよ。もう20年とか音楽ファンで、音楽聴き続けてきて、なんか「大好きな音楽を伝えたい」って気持ちが止められないんですね。こうしてHPなんかやってるのも、そこに突き動かされてる訳です。僕は「音楽こそが希望だ」って今でも信じてるから。でも実際なんの力も僕にはないし、現実ってのは厳しかったりする。「売れてる」ことが全ての尺度だったり、また「売れる」ってことは「音楽の力」以外の要素があまりに多いのが現状で、音楽ファンとしてやりきれない時も多い。でも、でも音楽という希望を伝えたいって想いを捨てきれないんです。甘っちょろい話だってことも判ってる。そんな想い、巨大な経済の前では、取るに足らないものだってことも判ってる。でもやっぱり捨てきれないんだよ。もう、どうしようもなくね。
で、なんでこんな話になったかっていうと、今日うちの局に西村さんにゲストとして来て頂いた訳です。数ヶ月前にライブ会場でお話させてもらって、サンプル盤頂戴して聴いてみると、やっぱりいいんですよ。なんとか紹介したい、と思って、まぁ僕は営業なのでそんな立場でもないんですが、仲良くしてもらってるディレクターさんとかに聴いてもらったりして。それで今日、それが形になったんです。新作「ウォーターメロン砦」から2曲流れました。西村さんの声が流れ、ライブの情報なんかが告知されました。小さなことです。こんな曲知らないってダイヤル変えてる人もいるかもしれない。でも、どこかで誰かが、かって僕がラジオから流れてきた音楽と出会って胸ときめかせたみたいに、西村さんの音楽と出会ってくれたなら、これ以上の喜びはない。
単なる公私混同だって怒られちゃうかな。でも、嬉しかったんですよ、今日は。
でまぁ西村さん若干緊張気味でしたが、人柄が伝わるいい感じの放送で良かったなぁ。その後、駅までお送りする間、子供話など(ちょうど子供同士が同学年だった)して。いやぁ、グランドファーザーズ追っかけてた学生時代の自分に、自慢したい。そんな気分。
自分はなんでこうして文章かいてるのかなって思う。自己顕示欲?マスターベーション?確かにそうなのかもしれない。でも、ちょっと大袈裟に言っちゃうと、これは「遺書」なんだ。子供達の子供達の子供達へ。
ホント、大袈裟ですが。