日々の泡。

popholic diary

Who’s gonna cry?

今日の仕事は試写会仕切り。雑用も含めて結構一人で黙々と。上映中、受付で一人待ってるのが寂しい。が映画ファンとしては映画館で仕事できるってだけでも幸せなことだ。あぁ映画観たいな。
最後の晩餐昨日の夜、急に聴きたくなったムーンライダーズ「最後の晩餐」が今日の通勤音楽。91年発売時の興奮は今でも思い出す。86年の「Don't trust over 30」ですっかりライダーズにはまったのだが、そのまま実に5年ムーンライダーズは活動を止めた。その5年の間に、旧作からメンバーのソロ作、プロデュース作に至るまで聴き漁ってますますライダーズにのめりこんだ。そして永い眠りからさめて発表されたのが、この「最後の晩餐」。もうね、夢にまで見たよ。昔は本当に楽しみなアルバムがあると文字通り夢で見たもんだ。実際、発売日に買ったんだが、その日は新しいヘッドフォン買って夜中中聴いた。でこのアルバム、今聴いても濃厚だな。いきなり「Wo's gonna die first?(誰が最初にくたばるか)」だもんね。ライダーズ屈指の名曲「涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない」は一人でも多くの人に聴いてほしい。「優しくて骨の無い男」のメロウネス、このロマンティシズムを感じてくれ。博文作の「幸せな野獣」も狂っちまう一歩手前、ギリギリの切なさ具合に男泣きしちゃう。慶一の自伝的作品「10時間」は何回聴いても、傷の剥き出しぶりと緻密かつ大胆なサウンド、構成に舌をまく。
家かえると、日テレのものまね。ノブ&フッキーが「ビジー・フォー」化してるような気がする。それと神無月の顔マネは実にくだらなくていいね。