日々の泡。

popholic diary

あぶく

12月2日。この暖かさはちょっと異常だな。
美大出身の友達に、昔の作品を見せてもらう。ペンで描かれた動物達の絵は、ちょっと不気味だけど、ニヤリとしてしまうようなユーモアがあって、嬉しくなる。そう、人生は時々ひどく退屈で、やりきれない苛立ちがポケットを一杯にしてしまう時がある。世界中の憂鬱が窓の向こうから押し寄せてくるような気分になって、自分が一体なにをしているのか、なにをしたいのか、なにをすべきなのか・・まるでわからなくなってしまう。そんな時に必要なのは、一握りのユーモアだ。ほんのちょっとでいい、フッと笑える瞬間があれば生きていける。