日々の泡。

popholic diary

Genie

不定期更新です。昨日は朝からこの1年いろいろ地道に準備していた(させられていた)とある大きな式典。とりあえず無事終了。やっと肩の荷が下りた。がまた次の荷を二つ三つ肩に乗せられてるのだが…。大阪の地下道で、同僚達の群れからこっそりフェードアウトして、梅田タワーで自分へのご褒美。SNSDとKARAのCD購入。結局、それか!
ともに2nd MINI ALBUM。SNSDはやっとコンプリートだな。しかしどっちも名曲ぞろいだなー。ハングル表記なので曲名わかんないけどな。KARAの3曲目のとか最高!と思ったらSNSD「Gee」と同じチーム「E-TRIBE」の作品なんだな。っつーかこっちが「Gee」より先か。そういえばSMAPの新作にKARAの楽曲を多く手掛けてるHAN JAE HO&KIM SEUNG SOO が楽曲提供してるんだとか。すげーなー。
なんつーかここんとこ、どんどん人間が単純化してるからな。小難しいのはもうゴメンだ。音楽もそう。ドンとポップでキャッチーなのがやっぱ好きだ。考えオチみたいな音楽は今はもう聴きたくないのだ。俺に言わせりゃジョン・ケージ4分33秒」なんて、「いや、弾いてないやんっ!」って突っ込んで終わり。批評とか評論とかもういいよ。なんてな。そんなのがおもしろい時期もあったけど、もうすぐ40だからな。できれば何にもしたくない、金さえあればの40代だ。金ねーけどよ。
そして真夜中までK-POP三昧。どーかしてるぜっ!
で今日は8時起床。「ゲゲゲの女房」見て後はひたすらHDDチェック。「アメトーーク」のRGに爆笑し、クドカンの新作をチェック。今回はついに演出まで手掛けてるんだ。今回小ネタ多めで楽し(西田敏行の書いた暴露本のタイトルが「本日も反省の色なし」とかアラフォー以上にしかわからんよ!)。
昼から京都に出て映画を一本。リー・ダニエルズ監督「プレシャス」観る。
主人公のプレシャスは16歳。二人目の子供を身ごもっている。子供の父は、実の父親。一人目の子供同様、父親からの性的虐待によって身ごもった子供である。母親からも毎日酷い虐待を受け育ち、読み書きすら出来ない。誰からも相手にされず、誰からも愛されてないと感じながら生きている。学校を退学させられ、フリースクールに通うことになったプレシャス。そこで彼女は、初めて学ぶということを知り、自分自身の人生を生き始めるのだが…。ってな話。
そりゃ重いです。重く陰鬱とした現実の描写。彼女が現実逃避するために思い描く空想シーンでは一転して華やかできらびやかな映像が映し出される。それは彼女がこの現実の中に生きるための術であり、やがて本物の光-それはひどく小さくて微かなものだとしても-を彼女自身が現実の中で見出した時、必要ではなくなる。内容が内容だけにそりゃ重いパンチが腹にズンズンとくるのだけれど、空想シーンでのある種ユーモアすらある表現や、音楽使いの巧みさが単に重く暗いだけのヒューマンドラマになることを避けていて、そこが凄く良かったなぁ。

話全然変わるが、京都駅近くで「ユリオカ超特Q」とすれ違った!おぉーっと、そろそろ発車の時刻が来たようです!今日の日記はここまで。