日々の泡。

popholic diary

MOTION PICTURE

天気いいので、会社さぼる。なんて、たまった代休消化。いつもと同じ時間に起きて、朝一で病院。せっかくの休みに行くとこが病院て。検診で引っかかったとこを診てもらいに。8時過ぎには行ったのに既におじいさん、おばあさんでいっぱい。1時間以上待って、エコーやら採血やら諸々。この先、ますます身体ガタくるんだろうな。
でぶらぶら散歩。ちょうど初回上映で安かったので映画一本。三谷幸喜監督「ザ・マジックアワー」観る。
ストーリーについてはもうこれだけ宣伝されてりゃいいでしょ。嘘と誤解で突き進んでいく三谷さん王道パターン。でも仕掛けをスピーディーに鮮やかに見せていく映画ではない。それにしてはあまりに鈍重すぎる。そして「爆笑必至」「最高傑作」などと自ら喋りすぎてる監督ではあるが、それもちょっと違うかな。仕掛けの面白さと笑いだけでスパッと切り上げれば後30分は短くできたはず。でもあえてそれをしなかったんでしょ。映画、この素晴らしい嘘っぱちの世界を愛してるんだなぁこの人は。そこにジーンときたんだなぁ。大爆笑というよりなんかちょっと泣けてくる感じ。もちろん笑いどころも十分用意されてるんだけど、それ以上にホロっとくるものがあった。笑って、泣けて、ちょっと気持ちが暖かくなって映画館を出る。これはそんなちょっとした小品。それでいいと思う。佐藤浩市は絶品。文句無し。もう佐藤浩市ショーでしょ。それから小日向文世寺島進の両氏が素晴らしかったな。二人の好サポートが佐藤浩市をより引き立ててた。ま、その分、妻夫木聡が弱いんだけどね。深津絵里はなんつーか薄い感じがうまくはまってた。そして綾瀬はるかちゃんは、やっぱかわいーな。下手ですが。