日々の泡。

popholic diary

エレクトリック・ラブ・ストーリー

相変わらず休前日は夜更かし。相変わらず地球も回っているようだ。夜が明ければ朝がくる。
午前中は保険屋さんと駅前の喫茶店で保険の見直し。ここんとこボーナス時期になると見直してるな。ま、生活ってやつはなかなかキビシーよ。でこの保険屋さんってのが、かっての上司。いまはどちらも転職して立場逆転。そういえば昔、いっしょに九州営業して回ったっけ。鉄道好きの人で、商談までの空き時間にローカル線に乗りたいってんで付き合ったことがあったなぁ。結構な立場の人だったが、なんつーのか同族会社にありがちなゴタゴタの中、突然辞められたんだよね。久々に会って「××くんも△△くんも辞めたらしいね」「はい、○○さんも☆☆さんも辞めたみたいですよ」なんて話。今やサラリーマンぐらい不安定なものはないよ。
午後はトレーニングルームで一汗。いろんなもんが溜まってくる。頭の中や胸の奥。ぐちゃぐちゃにこんがらがって手足に絡まってくる。それを全部Delete。帰りにTSUTAYAに寄ると今日はレンタル半額らしい。目についたDVDを一本借りる。
ケラリーノ・サンドロビッチ監督「1980」。で観る。80年、トーキョーのポップカルチャーをふんだんに見せながら、その実、普遍的でどうしようもない人間の業=人を好きになることを描いた作品。「人を好きになる」ってめんどくさいね。よく「恋はいくつになってもしていたいですね」なんて言ってるヤツがいるが、そうかぁ?はっきり言って「恋」なんて苦しいだけだろ。どうしようもない感情に振り回されてヘトヘトになるだけ。もう「人を好きになる回路」(「恋する回路」ってなんかテクノ歌謡のタイトルみたい)を取り除いて欲しいぐらいだ。なんつってね。