日々の泡。

popholic diary

SENTIMENTAL JOURNEY

昨日の「音楽夢くらぶ」。HIS目当てで見る。が前半の薬師丸ひろ子がやけに良い。名曲揃いで、あの声がまた良いんだわ。「あなたをもっと知りたくて」の、実に歌謡曲的であり、キャッチーかつポップなメロ。筒美京平恐るべし。でHIS。あー、やっぱ良いなぁ。なんたって「幸せハッピー」だからね。素晴らしいよ。
で金曜。今週もよくがんばりました。と誰も言ってくれないから久しぶりに自分にご褒美。タワーでohana「オハナ百景」購入。聴くのが楽しみだ。
相変わらず帰る気しないのだが、行くとこもないので帰宅。あっ、今日聴いてたのは久々に聴きたくなってHARPERS BIZARRE「THE SECRET LIFE OF HARPERS BIZARRE」。ソフトロックの名盤。小西康陽の解説が着いたリイシュー盤、ご多分に漏れず学生時代に聞きまくったクチです。書き割りで描かれたドリーミーな世界旅行。どこか遠くに行きたい夜には、音楽で身体中を満たそう。
blue [DVD]で家族が寝静まったところで、部屋の小さなブラウン管で映画鑑賞。安藤尋監督「blue」観る。もう数年前の作品。出演は市川実日子小西真奈美。二人の女子高生、友情、恋心、揺れる思春期の心。柔らかな光、二人を静かに映すキャメラ。…はい、好きです。この世界観。グッとくる台詞満載。市川実日子良し。硬質な魅力を持った市川と、柔らかな小西のコントラストが美しい。しかし、スルメ喰いながら梅酒ソーダ割りをチビチビ飲みつつ鑑賞する30半ばのちょいダメ親父が、なぜ少女の揺れる心に共感しているのか。男性と女性の心の成長具合にはかなりの差がある。約20年ぐらいの差があると思うな。つーことで、ちょうど30半ばのおっさんの心と、思春期の少女の心は非常に近いのだよ。繊細で乙女なガラスの30代。そういうことだ。ってまたバカなことを-と多くの女性は呆れることでしょうが、この意見に賛同するおっさんは意外に多いと思う。