日々の泡。

popholic diary

not so much to be loved as to love

昨夜のNHKケータイ大喜利」は残念な番組だったなぁ。いとうせいこうなぎら健壱板尾創路など期待溢れるメンツ揃えて惜しいなぁ。それにしても、安めぐみちゃんはなんてかわいいのだ。
いとうせいこう氏がテレビで見せる「仕切り芸」は、現役最強って感じだ。5年後にはニュース番組をやってほしい。それも「報道ステーション」の枠で。サブカル視点での報道番組、きっと何かが変わるはず。
Not So Much to Be Loved As to Loveで今日。通勤の音楽は「not so much to be loved as to love」。洋楽の新譜買うことは少ないのだが、信頼すべき個人サイト数件で紹介されてるのを見て興味を持ったのと、ジャケットが素晴らしかったので買ってみた。これが正解。素朴なアコースティックギターとドラムの音色がいい。柔らかい朝の光、生活の中で生まれた音楽。素晴らしい。
80年代、音楽の情報はラジオと音楽誌に頼ってた。気になる音楽はFM誌でオンエア情報をチェックして聴いた。多くのDJ達がテレビでは流れない音楽を紹介してくれた。90年代、メガヒットがバンバン生まれ、その影でおもしろい音楽はまるで絶滅したかのようだった。テレビドラマとCMから生まれたヒットは経済の匂いしかしなかった。21世紀、レコード会社は音楽なんて大嫌いだと宣言して、ただ商品を売ることに必死になった。ラジオやテレビはレコード会社の広告宣伝のお手伝いをする従順なしもべで、音楽はどこにもなくなった。インターネットが最後の砦なのか。今、音楽の情報は「信頼すべき個人サイト」に頼ってる。「not so much to be loved as to love」もそれがなかったら出会ってなかった音楽。
ちょっと複雑な想い。みんな音楽好きじゃないのかな?