日々の泡。

popholic diary

mr.love singer

そんな訳で今日は昨日の日記。夜にセットしておいたホームベーカリー、焼きたてのパンの匂いで目覚める。折角パンを焼いたので朝からジャムも作る。キウイジャム。一見こじゃれた感じだが、100年に一度の大不況につき手作りでなんとかしのいでいるのだ。最近は本屋で家庭菜園の本をチェックしている。
で午後、雨の中京都へ。まずはチケットをもらったのでロベール・ドアノーの写真展を覗く。切り取られたパリの街。そこに息づく人々。一枚の中に静と動が同居してるんだな。カメラマンによって捉えられた一瞬が時代を超えて人々を魅了する。瞬間と永遠ってやつだ。モノクロのパリを抜けて、雨の京都をバスで北に向かう。sakana×滝本晃司sole cafe。ちょっと早く着いたので向かいのラーメン屋で腹ごしらえ。カウンターで待ってたらお馴染みめんちかつさん(id:nota10)もお出まし。行動パターンが同じなんだから。二人でラーメンすすっていざライブ。
sakana、今日はナイロン弦ギター2本で。最初こそ少しぎくしゃくした感じがあったものの、そこは歌の力。pocopenさんの歌、繊細な西脇さんのギター、至福の時だな。sakanaの音楽聴きながら、ふとさっき観てきたドアノーの写真を思う。凄く感触が似てんだな。何でもない毎日の中の一瞬を捉え、歌にする。生活者の優しい眼差しが感じられる。ここにも瞬間と永遠がある。いつまでもずっと聴いていたくなる。sakanaの音楽はいつも。
続く滝本さんのライブは初めてだけど、こちらもまたそうだ。歌なんて実体のないものだけど、彼らの歌はうわついてない。種をまき、手間をかけ、育てるように出来た歌なんだろう。ラストは3人でそれぞれの歌を。それぞれがお互いに敬意を払って演奏してるのがわかる。こういうの嬉しいな。
しかし日曜のライブ、10時過ぎちゃってるのでちょっと焦る。バスの本数が極端に減っちゃうからなーと終了後小走りにバス停へ。
で月曜。ちょっと眠い。