日々の泡。

popholic diary

BLOW

今日は大津祭り。朝のうちに少し覗く。娘は友達といっしょに元気に出て行った。
でこまごました用事を済まし、ダラダラとテレビ見て、夕方から京都へライブ観にいく。
音楽感謝Vol.6@拾得。出演はチョウヒョンレ、西村哲也、木村ひさし、平泉光司。まずはチョウさん。いきなりMCでのんびりスタート。生活の匂いがするリラックスした歌。懐が深い感じがあって安心して聴いていられる。もっと聴きたいなぁというところで終了。続いては我等が西村哲也さん。今回はアコギ+パーカスという初の試み。ファンキーなカッティングから先週も絶賛した名曲「ひまわり」。が歌に入ったところでアクシデント。マイクが死んでいるじゃないか。ワンフレーズ歌ったところでリズム刻みつつマイク待ち。で直ったところで歌に。いや、見てるこっちが冷や汗。でいい感じに進んだところで、バチバチと音がし始めたと思ったら、次はギターアンプが死んじゃう。おい!ある種ミラクルなアクシデント。とりあえずギターの音をマイクで拾って応急処置。しかしこのアクシデントが西村さん、会場を一体にする。続く「砂のコリン」もアコースティックソウルな演奏。パーカッションのゆりさんは腰の据わった的確なサポートぶりで、バンドともギター1本だけとも違う新たな西村サウンドの構築に一役。西村さんのライブを観ると、毎回発見があるのだが、今日聴いてて思ったのはそのメロディのカラフルさ。一曲の中にめくるめくという感じでおいしいメロディがゴロゴロ出てくる。なんつーか、ビートルズ的というか、メロディが実にカラフルに転がっていくのだ。今回は5曲のみだったが、初めて西村さんん聴く人にも興味持ってもらえたんじゃないだろうか。で続く木村ひさしさんはピアノ弾きのイメージ強かったんだが、今回はアコギ弾き語り。親指で叩くように弾くパーカッシブなギターが気持ちいい。今回のメンツの中では一番エンタティメントしてたかな。跳ねるリズムが観客をのせていく。クリンゴン時代とはまた違った個性が面白い。そしてトリは平泉光司(COUCH)さん。エレキギターでの弾き語り。初めて聴いたのだが、メロウでファンキーなギターと歌。安定していてある種の風格すら感じる。風邪をひいてしまって…とのことだったが、声もよく出てた。これはバンドも観てみたいな。アンコールは平泉&木村で2曲。シュガーベイブの「今日はなんだか」のカバーが、なるほど二人の音楽の志向を表している。そんな訳で今日も音楽を堪能しました。