日々の泡。

popholic diary

TILL THE MORNING COMES

今日も実家で1日。相変わらず母親、一時も休まず動き回ってる。頭の下がる思い。父、発熱もなく穏やか。
「横丁へよーこちょ」でのオール阪神師匠の見事な小男ぶりに爆笑。「ヴゥィン」(…わかるかなぁこのニュアンス)と喉を鳴らすだけで笑える。
それからゆっくり読書。山本譲司累犯障害者」読了。シビアなルポタージュ。下関駅が全焼した放火事件、レッサーパンダ帽の男が犯した刺殺事件など大きく騒がれながら犯人逮捕と同時にマスコミから一切姿を消したのはなぜか。犯人が知的障害者であった事実はマスコミのタブーとなり闇に隠されてしまう。元国会議員が獄中でみた障害者達の姿。福祉から、社会から見放された人々、「刑務所が一番暮らしやすいんだよ」と彼らは言う。読み終わって何ともいえない虚しい気持ちになった。出来るなら闇の中は見たくない。でも確かに闇はあり、その闇に生まれ闇に生きざるを得ない人々がいる。そしてその闇を生み出しているのは僕らでもあるのだ。しんどい話だ。でも知っといたほうがいい。
夕方、介護タクシーに来てもらって父を病院へ。とりあえず一時帰宅、色々心配もしたが無事に乗り切れた。父、肉体的にしんどい部分もあったろうが、これが一つの自信に繋がれば。病院からの帰り、車中で母と色々と。正直、自宅介護へはまだまだ課題も多いが。
夕飯食べて、電車で大津に帰宅。娘とドリフ見ながら笑う。ドリフ、鉄板だなー。