日々の泡。

popholic diary

2023年9月23日~29日の話。

2023/9/23

7時起床。休日イベント仕事。17時過ぎ帰宅。ちかれた…。

昼も満足に食べられなかったのでカレーを作る。最近はスパイスカレーばかり作ってたが、久々にカレールーを使ったオーソドックスなカレー。美味し

休日出勤があるとどうしてもカルチャー成分の補給が足りなくなる。とりあえず「ムービング」を一話観て、TVerで「ゲストダイアン」片岡鶴太郎編「鶴ちゃんのヨガ夢中」に爆笑。今やすっかり激渋俳優の鶴ちゃん。ゆえにたまに出す「キューちゃん!」や「飛びますっ飛びますっ」が振り子理論でさらに爆笑を生むという。

radikoで「蛤御門のヘン」。久々に柳田光司さんゲストの演芸浪漫回。南出君と長谷川君が出会った日。若き日のオール巨人島田紳助。そしてここに杉本君=明石家さんま。彼らが過ごした濃厚な青春の日々。これはもう柳田さん脚本・監督で映画化するしかないんじゃないのか。

2023/9/24

日曜。急に涼しくなった。朝から妻と買い物。ダイアンの「TOKYO STYLE」聴きながら、義母からの頼まれ物などもありスーパーやホームセンターを4軒梯子。大津に住んでもう25年以上。紅葉パラダイスも西武百貨店も今はもう無い。湖岸沿いはマンションだらけ。街の移り変わりを妻と話しながら

昼は今夏最後のそうめん。ちょっと昼寝して「マルコポロリ」観て、「ムービング」を3話分。くーっ面白過ぎる。そして泣ける。超能力バトルの前にしっかりと人間ドラマを描くから、単なるバトルに終わらずそれぞれの事情や想いにぐっと引き込まれるのだ。いやーついに佳境に入ってきた。

2023/9/26

配信で水道橋博士×東出昌大「高円寺事件」。「東京ポッド許可局」で早い段階から東出論を語ってきたマキタスポーツも加わり東出昌大を解体していく。文字通りの「大型俳優」としてデビュー、大根とすら言われたその大味な演技も大器を感じさせる魅力となり朝ドラ出演、結婚と国民的人気俳優となるも、特大のスキャンダルで足元をすくわれることに。連日、寝ても覚めてものスキャンダル報道に東出、芸能界辞めるってよとなってしまうんじゃないかとも思われたが、大資本の大作映画からインディーズ系の作品に積極的に出演、役者として大輪の花を咲かせることに。でそんなでっくんに魅せられた二人がその魅力に迫っていく。映画「福田村事件」撮影現場での博士とのファーストコンタクト。まるで大型犬のようにぐっと懐に入り込む人懐っこさ。哲学的な話をしたかと思うとあっはっはと豪快に笑う。山での狩猟生活をしつつ落語好き、読書家という側面も。野生と知性が同居する大物であった。

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しかしなんだかんだで東出昌大出演映画は結構見ていて、「桐島~」から始まって最初にこの人実はいい俳優なんじゃないかと思ったのが黒沢清監督の「クリーピー」。「聖の青春」でも当時の日記で「羽生善治を演じる東出昌大も実に良い。」と書いてる。「寝ても覚めても」以降はさらに良くなっていて、「スパイの妻」も良かったし、「BLUE/ブルー」は特に好きで「キャリア最高の演技」と日記には書いている。で今年に入って「Winny」、「福田村事件」と着実にいい仕事をものにしている。って気づけば結構なファンになっているのかも。

2023/9/27

YouTube吉田豪の「豪の部屋」サエキけんぞうゲスト回を。日本(旧)サブカル史の生き字引。あれもこれもいろんなところに関わっていてさすがに聞き応えある内容。でサエキさんといえば、僕にとっては作詞家・佐伯健三。中学生の頃、大好きだったPSY・SやShi-Shonen、ポータブルロックに鈴木さえ子といったアーティストに詞を提供している新進気鋭の作詞家。とにかくもうそのあたりの音が好きで好きで毎日毎日繰り返し歌詞カード観ながら聴いてたから、「作詞・佐伯健三」という文字面が頭にこびりついている。その新しく斬新、でもどこか懐かしく胸がちょっときゅんとくる詞。今も大大大好きなShi-Shonenのミニアルバム「DoDoDo」。収められた4曲は全て作詞・佐伯健三で、こんなにも好きになったのはその詞があったからこそでもある。作詞家・佐伯健三の言葉の破片が無数に僕の胸には刺さっているのだ。

でもちろんパール兄弟も1stアルバムから発売日に買っている。ロックシンガー、サエキけんぞうもいいんだよねぇ。

2023/9/29

遅すぎる夏休みを1日。BS「あまちゃん」もラスト1回。そして「らんまん」は最終回。神木隆之介浜辺美波のコンビを中心にさわやかな魅力があり半年楽しんだ。またドラマ全体が神宮外苑再開発計画に対するアンチテーゼにもなっていてそんな気骨も感じられた。

で朝一でTOHOシネマ二条まで出てイ・ソクフン監督「コンフィデンシャル/国際共助捜査」を観る。北のイケメンエリート捜査官と南の個性派フェイスの熱血刑事が反発しあいながらもバディとなり事件を解決する2017年の「コンフィデンシャル/共助」の続編。国際的な麻薬事件と消えた10億ドルを追って、再び南にやってきた北のエリート捜査官チョルリョン(ヒョンビン)。捜査ミスから左遷されていた熱血刑事ジンテ(ユ・ヘジン)は現場復帰の為に相棒を志願することに。そして今回はさらにアメリカFBI捜査官ジャック(ダニエル・ヘニー)が加わり3人で事件を追うことに!というアクションエンタメ大作。正反対の北と南の二人が反発しあいながらやがて友情を育んだ前作。今作はその状態からなのでジャックが加わることで次はジャックVSチョルリョンの構図ができる。超イケメンのチョルリョンとハンサムガイのジャックに挟まれるハイスクール奇面組・潔君顔のジンテ、という並びがもう可笑しい。迫力満点なカーアクションに銃撃戦とハリウッド大作ばりのルックに、ベタなギャグ、反発しあう二人が共闘の中、友情を育むという王道バディもの。ジンテの義妹ミニョン(ユナ)を巡る恋のさや当ても楽しい。大満足のエンタメ作でしたな。ミニョンを演じる少女時代のユナが前作に続き抜群のコメディエンヌぶりを発揮。嬉しくなるなー。

ですぐに大津に戻って、商店街のアケミ食堂でオムライス。昔ながらの小さな洋食屋。料理も美味しいのだが、完全ワンオペでテキパキと仕事をこなす主人の動きを観るのも楽しい。流れるようにとんかつをあげ、ハンバーグを焼き、オムライスを手際よく作りお茶出しから会計までと素晴らしい名人芸。オムライスはこれぞオムライスという王道もので見事な味わい。いやー今日も自分の機嫌を取ったな。

で今日は通院日。血液検査して薬を処方してもらう。

夕方、ちょっと会社で用事を済ませ、明日、明後日は早朝から休日出勤という…。老体に鞭打って頑張ります…。