日々の泡。

popholic diary

やつでの葉っぱ

会社からの電話で叩き起こされる。もぉっ!って気持ちだが、なんとか対処してそれから朝食。
外は雪。うわっ凄く降ってるな。早速娘は友達たちと外に飛び出していった。
で僕は暖かい部屋で、やっとカーネーションのDVD「Hurricane Festival」観る。ライブ&ドキュメントってことで満足いく内容。「からまわる世界」かっこいい!
でカレーの昼食の後、ビデオで「ドリームマッチ」。打ち合わせ3時間ということで「地肩の強さ」が出るな。この短時間だから0から生みだすことは不可能だろうから、頭の中にある笑いの部品、そのストックを使っていかに構成していけるかが勝負か。当然、作家型と役者型では作り方も違ってくるだろう。にしてもプロだなぁ、基本的に安心できるもん。ロンブー淳&浜田は浜田の演技者としての懐の深さが決め。淳のツッコミは全て想定内だろうが、そこを自分のキャラを理解した上でレベル落として受けに回った浜田さすが。でもこれは「ネタ」じゃないね。ぐっさん&天野はそつがない。ぐっさんはいつでもどこでもぐっさん。作・演出・主演こなせるがゆえに、一人で完結しちゃう。また天野が技術あるから世界を壊さずにきっちり繋いで行くんだ。ぐっさん気持ちよかったろうな。宮迫&ロンブー亮はこれはもう宮迫ショー。自分が一番気持ちよく面白くできる安全パイ使って笑わせていく。結局、誰と組んでもこうなるだろう。出川&ウドちゃんも嫌いじゃないな。っつーかネタとか別次元でウドちゃんが画面に映ってるだけでもう満足なんだよね。幸せな気持ちになっちゃう。松本&三村は期待値当然高くなるがどうころんでもちゃんと応えてくれる。しかしこれも松本らしい一ネタ。松本コントの基本中の基本って感じ。こういう松本の一筆書きみたいなコント、久しく見る機会ないからなぁ。なんか懐かしく嬉しかった。ブーイングが出たあのオチなんか、まさに松本的。三村はもうね、とりあえずオモロイよなぁ。ココリコ田中&ホトちゃんは前回の田中&三村のようなミラクル起せなかったなぁ。田中のスタンスは同じなんだけど、ホトちゃんに瞬発力無しだった。遠藤&大竹、これも大竹ワールド。遠藤が上手いから一番まとまっていたように思う。ただ大竹ワールドは元々大爆笑狙うもんじゃないからなぁ。とかまぁこんなこと思いながら鑑賞。
でササミのフライ、白菜と油揚げの煮びたしという自分の中での定番中の定番メニューの夕食。
サヨナラCOLOR~映画のためのうたと音楽~そして滋賀会館シネマホールに行っちゃう。竹中直人監督「サヨナラCOLOR」やっと観る。原田知世原田知世原田知世…ってノートに書き綴ったような映画。ジャンルで言うと大林監督の「時をかける少女」、大森一樹監督の「満月」なんかと同じ「原田知世モノ」。もうこれは一ジャンルだよ。ま、大好きなんだけど。で内容は「初恋」いや「初恋してた頃の俺」へのオマージュって感じ。竹中監督の女性へ向ける眼差しに共感できるかどうか。ま、僕としては「原田知世」をキャスティングしてる時点で間違いなく共感なんだが。でなんつーかもの凄くクサく言うと「恋」を越えていく「愛」の映画。それに尽きる。そしてそれは竹中監督のロマンティックな妄想爆発でもある。で役者では、原田知世は別枠として、内村光良中島唱子が良かった。スウィングガールズでベース弾いてた水田芙美子ちゃんも存在感あったなぁ。
そして当然のごとくナタリーワイズ、ハナレグミクラムボンという今最強のチームによる音楽が最高。忌野清志郎から高野寛、ビッケ、原田郁子永積タカシ田島貴男、斎藤和義、浜崎貴司Leyonaなどなどのカメオ出演も音楽ファンには嬉しいところ。
にしても原田知世の保存状態の良さよ。彼女の笑顔だけ2時間の映画があったとしても、飽きずに観れる自信がある。