日々の泡。

popholic diary

黒いシェパード

金曜。地味に忙しいというか、忙しくないのにじわじわ仕事が染み出してくる、そんな日。
でさっさと切り上げて、今日は久々に楽しい飲み会。そうなんだよ、僕は普段やっぱりどっか壁を作ってる。甘えたいのに甘えられないのは、僕がガキだからなのだ。とかなんとか。壁をとっぱらって話せるのは楽しいね。そんな訳で今日も楽しく飲みすぎる。ま、モト冬樹の話しか覚えてないぐらいバカバカしく約4時間。

今でも迷ってる。けどやっぱり書いとこう。
滋賀で起こった痛ましい事件。会社でニュース見てる時、誰かが言った-もう他人なんて信じられへんなぁ-。違う。それは違うよ。他人なんて信じられない-っていうノーテンキさが歪みを生むんだよ。信じられないのは他人じゃない。信じられないのは他人じゃなくて、自分自身なのだ。だから怖いんだ。昨日まで、いや事件が起こる数時間前まで、どこにでもいる普通のいいお母さんだったんだろう。それが、転じてしまう。深い闇に飲み込まれ、本当の闇を作り出してしまう。自分の中に潜む闇。その闇を見つめなきゃなんないんだよ。ないことにしちゃいけないんだよ。そのことで、人間の中に潜む闇の存在を知るんだよ。そしてその先の光を見ることができんだよ。俺はそう思う。そう思って生きてる。
なにもかもが悲しい事件。反吐が出るほど醜い事件。許されるもんじゃないよ。でもこの涙はどっからくる?誰のために流れる?