土曜。朝一で近所の映画館へ。
クレイグ・ガレスピー監督「クルエラ」観てきた。「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの若き日を描くストーリー。最高っ!めちゃくちゃ良かった!1970年代のロンドンを舞台に、ロックの名曲が響き渡り、いかしたファッションがスクリーンを彩る。エマ・ストーンがとにかくもう最高!「ジョーカー」と「万引き家族」と「パラサイト」と「ボヘミアンラプソディ」をミキサーにかけて煮詰めて、最高のロックとファッション、そして犬!をトッピング。ロックのリズムで流れるように進むストーリー、時にクールに、時に熱く、キメにキメまくるエマ・ストーン。抜群に魅力的なヴィランの誕生。いや、とにかくもうエマ・ストーン!
散歩しながら角田龍平さんの「蛤御門のヘン」(5/26放送分)radikoタイムフリーで。ポッドキャスト時代からの盟友・香川照え先生とのコンビで、いつも以上にリラックスムードで言葉も滑らか。「逃げ恥婚」より「有村昆」。「クイズセーックス!」のバカバカしいまでの爆発力に爆笑。やはりラジオは面白い人の面白い話に尽きる。
帰ってチャーハンの昼食。なかなか思うような味に到達しない。
IU主演のドラマ「マイ・ディア・ミスター」をアマプラで。以前1話を観て、あまりのダークさにひるんでいたのだが、心を決めて2~3話を。スーパーアイドル、IUがその輝きを微塵も感じさせない暗い役を見事に演じる。
夜はNHKの「今ここにある危機とぼくの好感度について」。コロナにオリンピック、それに至る様々な(おかしな)事象を凝縮したような物語、その中をどう生き抜くべきか。現実は今もなお、出来の悪いブラックコメディーの真っただ中だ。2021年にこのようなドラマが作られていたことを記憶、記録しておきたい。
日曜。いつものごとく妻と買い物。昼はもやしたっぷりのラーメン。で配信で映画を一本。チョン・ダウォン監督「ガール・コップス」を観る。熱血刑事として活躍していたミヨンだったが結婚・出産を機に市民課の窓口に異動。息子と無職の夫を抱えながら平穏な日々を過ごしていたが、義妹である熱血刑事ジヘがその熱血ぶりから問題を起こし同じ窓口に一時的に配属。家でも職場でも衝突する2人だったが、ある日相談に訪れた若い女性に絡む事件を解決すべく手を組むことに…。脇役として数々の名演を見せてきたラ・ミランとモデル出身でスタイリッシュなイ・ソンギョンの凸凹コンビがW主演、さらに少女時代のスヨンがIT使いの達人である同僚を演じる。女性たちが連携して女性を救うという明確な意志を持った作品。やや過剰なコメディ演出が少々雑だが、それぞれの女性たちがもう我慢しないとばかりに大暴れ。アクションコメディというエンタメ路線ながら、その根底には韓国にも根深く存在する女性を蔑視するような社会構造の問題がある。
しかし油断したら一週間があっという間に過ぎ去る。数字に追われ焦るばかりで心を亡くす。いつまでたっても慣れないものだ。けどまぁ昔より図太くなったかな。
でそんな景気の悪い気持ちを晴らしてくれたのはRed VelvetのJOY、初のソロ作!グループではあまり感じなかったが、こんなにキュートで伸びやかな歌声だったの!?と嬉しい驚き。
では今週聴いた音楽。
- 「クルエラ」オリジナルサウンドトラック
- 「ゴールデンベスト」PINK
- 「Once upon a time」LOVELYZ
- 「Aloha Oe」RossyPP
- 「falling」ヘウレーカ
- 「IN ANY WAY」大比良瑞希
- 「不思議」星野源
- 「アイミル」中村佳穂
- 「Wekcome Back」ヒックスビル
- 「MIS CAST」沢田研二
- 「WAW」MAMAMOO
- 「Hello」JOY