日々の泡。

popholic diary

2019年10月22日

休日。「あっ今日休みやな」という妻の声。「弁当作ってしもた…」ということで弁当用に作られた卵焼きをトーストに挟んだ朝食。

録画してあった是枝裕和監督とケン・ローチ監督の対談番組を観る。社会から零れ落ちる人々を描く両監督。しかし両監督ともに大きなバッシングも受けている。権力者や富める者の側に立って、社会を告発する者を叩く風潮。実は自分自身も弱者であり、持たざる者なのに、権力者のケツをなめ、弱者叩きに精を出す者がこんなにも多いのはなぜなんだろう。この国の現状を見てるとつくづくいやになる。

例えば今日だってそうだ。首相夫妻や政権の下品な振る舞い。心底嫌になるぜ。

杉作さんのラジオをradikoで聴きながら、京都まで出て映画。上田慎一郎監督の「スペシャル・アクターズ」。ハートウォーミングな娯楽作。熱量と疾走感でブームを起こした「カメ止め」後。残念ながら観客は少なかったがこれはしょうがない。むしろこれが普通だし、ここからスタートだろう。どんでん返し構造の物語を無名の俳優たちを使ってというパターン。逆に有名俳優を使った作品を見てみたい。それでどこまでやれるのか。王道の娯楽作を撮れる監督としてどんどん撮り続けてほしい。

もう一本観ようかと思ったが、なんとなく気分がのらず、京都駅まで歩くことにする。天気もいいので引き続き杉作さんの番組聴きながら。相変わらず面白いなー。途中のマクドでマックシェイクとハンバーガー、290円也。時々食べたくなるんだよね。

帰宅すると娘がアマプラで「バチュラー」観ている。この前までずっと「ウォーキングデッド」観てたんだが、配信分すべて観終わったらしく、「バチュラー」に。そんな訳でここんとこずっとテレビを独占されてる。