日々の泡。

popholic diary

休日日記。20181027

休日。7時過ぎ起床。朝食はハムエッグとレーズンパンのトースト。ゆっくり新聞を読んで全く消化できる気がしないHDDに録画した番組などを追う。

昨日の残りのカレーを昼食にして、散歩がてらユナイテッドシネマまで。映画「エンジェル、見えない恋人」を観る。ベルギー映画がユナイテッドシネマで上映なんて珍しいなと思い気になったので、ほとんど前情報の無いまま。目の見えない女の子と文字通り"見えない"男の子のラブストーリー。ポスターや「とびきりピュアで切ない小さな恋の物語」なんてコピーから、ファンタジー風味の可愛い映画かと思ったら、がっつりねっとりエロティシズム溢れる作品だった。嬉しい誤算。なんつって。完全主観で美女をなめまわすように映すカメラ。フェティッシュな超接写で描く美女と透明男子とのラブシーン。艶めかしい胸の動きはCGなのか、一体どう撮ってるのか?

でそのまま京都に出て京都シネマでもう一本。「止められるか、俺たちを」観る。若松孝二監督率いる若松プロに集まる若き映画人の群像劇。何者かになりたいと思いながら、何物にもなれない自分。一癖も二癖もある濃厚な人たちの群れの中で才能と熱量の足りなさを自分自身感じながら焦り、もがき、苦しむ。自分だけが取り残されている。その感覚。何者かになりたいと思いながら、何物にもなれなかったサブカルおじさんには胸が痛すぎた。