日々の泡。

popholic diary

平日日記。20181010

夜はspotifyで音楽チェック。元Dal★Shabetのスビン、ソロアルバムがすごく良かった。こういう発見ができるのがいいね。

今日は大阪営業。車中で「たまむすび」町山智浩さんの「アメリカ流れ者」を。思えば「コラムの花道」の頃から、「キラキラ」~「たまむすび」と町山さんの映画評論を聴き続けている。好きだった映画がさらに好きになったのは町山さんの影響。町山さんが映画を通じて語る、怒りや嘆き、悲しみそして喜び。今週紹介されていた「アンダー・ザ・シルバーレイク」と「Can You Ever Forgive Me?」。夢に辿りつけなかった者の話だとか。光に憧れながら影に覆われた人生。今、自分ももう人生完全に後半戦。はるか遠くだと思っていた終わりも、そう遠くないのだと実感している。僕もまた夢に辿りつけなかった一人。それでもこうして生きている。家族がいて、友達がいて、仕事があって、そこそこ光にも近づけた。それでもずっと二つの気持ちがある。「ま、こんなもんだろう。上出来だ」と「いや、こんなもんじゃないぜ。まだ先があるはず」が。

仕事終え、帰ってテレビで「あいつ今何してる?」。スターの同級生の今を探る番組でやってるとつい観ちゃう。それぞれの人生模様。華やかなスター達。じゃないほうの人生。そこにある波乱万丈、あるいは平穏。

人に認められなくとも、せめて自分自身が認められる人生を送りたい。