日々の泡。

popholic diary

2013年10月下旬のTweet

2013/10/16

先日ライブを観て衝撃を受けた才能溢れる若者達、ウワノソラのMV。曲良し、アレンジ良し、歌良し、素晴らしい!もう全力で応援しますよ。


www.youtube.com

2013/10/20

朝から雨。昨日はイベントで13時間労働だったので今日はのんびり。で映画を一本。ダニー・ボイル監督「トランス」観てきた。こちらはのんびりとはいかずにスピード感あふれる語り口で、めまぐるしく意味が変わっていく記憶を巡る物語を一気にみせる。ルービックキューブがあれよあれよと出来あがっていくみたいに「記憶」の物語のピースが埋まっていく。そのスピードにもってかれる感じだったな。ヒロイン、ロザリオ・ドーソンが実に魅力的。メジャー級のセクシーでしたな。田原俊彦風に言うなら「一度お願いしたい」。いや、ヤラシイ意味じゃなく、野球少年がメジャーリーガーにあこがれるようなキラキラした純な気持ちでお願いしたい。夜のリトルリーグ補欠だが…

2013/10/22

今日は代休。でやっぱり映画。白石和彌監督「凶悪」観てきた。死刑囚の告発から、ジャーナリストが闇に埋もれた殺人事件を暴く-という実録犯罪物。怖い話だったな。事件の怖さ以上に、事件を追う記者が、正義という狂気の泥沼にはまっていく様、その人間の業に震えた。狂気に絡み取られる記者を演じた山田孝之が素晴らしかった。そして妻を演じる池脇千鶴は、本当にいい女優さんになった。重厚さすら感じさせる名演。でピエール瀧リリー・フランキーの極悪コンビぶりも凄かった。心底、ゾッとする場面が何度もあった。それにしても、ピエール瀧リリー・フランキー両氏がここまで日本映画界になくてはならない存在になるとは、10年前誰が思っただろう。リリーさんなんて、「そして父になる」と「凶悪」で助演男優賞ほぼ確定なんじゃないか

2013/10/26

ちょっと出かけてる間に、カーネーションの一曲でえらく盛り上がってるなー。カーネーション、熱いよね~。ふと浮かんだのは「PARADISE EXPRESS」かな。とにかくこの曲はライブでの印象が強い。西部講堂で祥子さんが参加した時のとか忘れられない。あぁまた聴きたくなった

2013/10/27

休日は映画を一本。青山真治監督「共喰い」観てきた。舞台は昭和最後の年の山口県下関市。暴力的な性癖を持つ父、その血が流れていることを憎みつつ囚われてしまう息子。画面の中にある湿気。これぞ邦画の匂い。いわば血とチン○の物語。基本、チ○ポは楽しいもんだと思っているが、これは○ンポの闇。ダークサイド・オブ・チンポ。自分の真ん中に鎮座する真黒な血で膨らんだ怪物の物語だ。高校生の頃、深夜になんとなく観てしまったATG映画のように、ザワザワとモヤモヤとモンモンが残るような映画だった。それと田中裕子、木下美咲、篠原友希子3人の女優が本当に素晴らしかった。

で夜にもう一本。「ベイビー、大丈夫かっBEAT CHILD1987」観てきた。87年に熊本で行われた伝説のオールナイト野外ロックフェス「BEATCHILD」のドキュメンタリー。ブルーハーツから岡村ちゃん白井貴子尾崎豊にBOΦWY、スライダーズ、佐野元春などが出演。87年。17歳だったな。。あの頃良く聴いていたアーティストたちの姿。いやはややっぱりグッとくるもんはあったな。しかし、映画としては…。とにかくこれだけの素材がありながら、あの編集は無いだろう。近年稀にみるダサさのナレーションは1行も必要なし。あぁ勿体ない。166分の長尺だが、60分は無駄。ライブシーンの雄弁さの前で、何を語る必要があるのだ。懐かしんで終わりにするのが一番良くないよ。音楽は続いてるんだぜ。でもライブやバックステージの模様はやっぱりいいんだよ。レッドウォリアーズのシャケに敬語で話す岡村ちゃんとか最高。大雨の中、いままさにステージに上がろうとする白井貴子の顔が険しすぎてまるで土井たか子。「やるっきゃない」とステージに上がる雄姿が良かった。大雨のステージで歌う尾崎豊。もう自分で自分にうっとりしちゃってる感が凄い。この自分にうっとりする才能こそがロックシンガーなんだな。

2013/10/29

ポッドキャストで「現代漫才論(仮)」と「タマフル」それぞれの「R100論」聴く。褒めるにしろ貶すにしろモヤモヤ、ザワザワする映画。結論として「もう松本映画は観ない」にはならない。結局、また初日に駆けつけるという…松本人志監督、厄介なり。「現代漫才論(仮)」での「R100」主演俳優、誰だったらおもろいか?話がおもろい。中井貴一を推薦したい。

2013/10/30

今日聴いてたのはblue marble「FULL COLOR」。“1985年のテクノポップ”が大好きな自分にとっては、まさにド真ん中。ポップで、かわいくて、ひねくれてて、どこか切ない。15歳の時の俺と一緒に聴きたい!