日々の泡。

popholic diary

メッセージソング

昨日は会社から帰ってからずっと野宮真貴さんのUstを見てたので日記サボっちゃった。で野宮さんのライブ良かったなー。ポータブル・ロック「Q.T」はもちろんリアルタイムで買っている。中三の時だな。野宮さんの歌声について「特徴がないのが特徴」と当時、確か鈴木慶一さんが言っていたがまさにそう。で「特徴がないのが特徴」でさらにその声は誰にも似ていないしどこにもない声。野宮さんがピチカートに加入したというニュースには驚いたものだったが、小西さんの曲との相性で言えば野宮さんに敵う人はいない。野宮さんの声は何も乗せない。ただ歌を歌として聴かせてくれる。真っ白な状態で歌を渡してくれる。物語の上にくさい演技を盛ってくるようなことは決してしないのだ。ゆえに歌が歌としてまっすぐに届く。ピチカートの曲は僕にとっては全部がメッセージソングだった。
なんてな。
で今日は休日。娘はテスト前でお勉強。邪魔しないように親父は映画でも。ということで「ALWAYS 三丁目の夕日'64」観に行く。前二作も映画館で観てるので、ここはひとつしかと六ちゃんの結婚を見届けなければという想いで。なんだそれ。ま、ベタ中のベタ。嫌なことが起こらない、思った通りの映画ではあるのだが、とにかく六ちゃんが幸せになって良かった、良かったって泣いてるんだから世話ないね。40越えると涙線のパッキンがバカになっちゃうんだよ。