日々の泡。

popholic diary

マイ・シャローナ

そんな訳で更新です。2夜連続(渡哲也風に)。
土曜。休日。しかし暑いね、どうも。節電?そりゃやってるけどさ。でも、お上に言われてやるこっちゃねぇよ。
映画を一本。JJエイブラムス監督「SUPER 8」観る。あーなんたる正しい青春映画。ゾンビ映画作りにあけくれるボンクラ少年たちの成長物語。大人はわかってくれない、冒険、友情、甘酢な恋etc。あなたが、かって少年だったなら、きっとグッとくる映画。いちいち「この感覚、知ってる」って気持ちになる、なんだかとても愛おしい映画だったな。守られる存在だった僕らは、守るべきものと出会い大人になる。とにかく少年たち一人一人がいい。主人公はもちろん、デブな監督も、火薬好きのチビも、それぞれがそれぞれに成長していく。そして傷ついた大人たちもまた壁を乗り越えようとする。心の痛みや葛藤、立ちはだかる壁を、もがき苦しみながら乗り越えていく。どんな壁も、まっすぐに乗り越えて行けるんだ。そんな「希望」を思い出させてくれた。そんなてらいないメッセージを、溢れる映画愛にのせて映画が語る。そうなんだ。「映画」は「希望」を伝える装置なのだ。また「映画」を好きになる。そんな映画。でエル・ファニング扮するヒロインが素晴らしすぎたなー。主人公ならずとも恋をしてしまうよ。それからエンドロールが最高なのだ。本編終わっても絶対席についとくように!